先日「夫の母親が介護サービスをの利用を嫌がる」と言う内容の記事を書きました。
認知症の症状が出始めたため、日中ひとりで過ごすことに少々不安が出てきたのです。
義母は91歳になりますが、足が少し悪いほかは病気は無く健康です。
しかし、物事の判断能力が衰え、物忘れがひどくなってきました。
義母を、その気にさせる言葉は依然見つからず。
家族だけでなく、ご近所の方や見ず知らずの人にまでご迷惑をかける事態になりました。
私たち夫婦は共働きなので、義母の世話にかかりっきりになることは出来ません。
朝から夕方までデイサービスを利用してくれれば、とても安心なのですが、義母はそういう施設の利用を「絶対に嫌!」と言って聞く耳を持ちません。
それどころか、「私を老人ホームに放り込む気か?!」と怒ります。
介護施設=老人ホーム。老人ホーム=姥捨て山。のような図式が頭の中にあるようです。
息子である夫が、デイサービスを利用することの利点や、一日の過ごし方などを分かりやすく説明しても「絶対に嫌!」の一点張り。
私が話をしようものなら「あんたは、なんてひどいことを言うのか!!」と烈火のごとく怒りだす始末です。
本人がここまで嫌がるなら、仕方がない。しばらくは無理強いはやめよう。と夫と話していました。
応援ありがとうございます♪
突如、義母がその気になった。
ところが、 少々風邪気味の義母が、かかりつけのクリニックに行ったところ、お医者様から「〇〇さんは、地域のお年寄りのリーダーだから。健康を取り戻すために、デイサービスへ行きましょう。まだまだ頑張ってもらわないと!」とアドバイスを頂いたのです。
すると、あれだけ嫌がっていたデイサービスに、自ら「行ってみるわ」と言うではありませんか!
リーダー、という言葉に奮起したのでしょうか。自分が周りの人に頼られている、もう少し頑張ってみよう、と思ったのかも知れません。
年を取った自分は邪魔者で、誰からも頼りにされない。疎ましく思われるだけ。
義母がもう少し元気なころに私に言った言葉です。
年を取って行く自分に、自信を無くしていたのだと思います。
夫の母親から、こんなことを言われて、私は正直困惑しました。
義母にかけてあげる言葉が何も出てこなかったのです。
今回は、お医者様の言葉で義母が少し自信を取り戻したようです。
とても有難いです。お医者様には心から感謝です。
さっそく、地域包括支援センターに連絡を入れ、義母に合いそうな施設を紹介していただくことになりました。
義母の気が変わらないうちに、お試し体験にも一緒に行ってみようと思います。